ナッツ類はお酒との相性もよく、おつまみで良く食べられますよね?
あなたはアーモンドに合わせて、どんなお酒を楽しんでいますか?
今回は、アーモンドに合うお酒とアーモンドがおつまみとして優れている理由をご紹介します。
アーモンドとお酒の相性:どんなお酒と合う?
アーモンドの香ばしい風味やカリッとした食感は、お酒との相性も抜群です。
おつまみにするなら、どんなお酒と合わせれば相性がいいのかをご紹介します。
アーモンドとワインの相性
白ワインのアロマを表現する言葉には、ナッツ類が登場するくらい。アーモンドはスッキリした辛口の白ワインのおつまみに最適です。
素焼きアーモンドにおすすめ:白ワイン
アーモンドの香りのするワインは、主にマロラクティック発酵を施したシャルドネを使用した白ワインによく表れます。
マロラクティック発行したシャルドネは、ローストアーモンドやヘーゼルナッツと表現されることが多く、ナッツとの相性もぴったり。香ばしい豊かなナッツの香りと、ボリューム感のある味わいが特徴です。
熟成期間によって、香りはフレッシュアーモンドから徐々にローストアーモンドへと変化します。香ばしいローストアーモンドには、長期間寝かせたものの方がおすすめです。
アーモンドは無塩のローストが合いますよ。
洋ナシやフレッシュアーモンドのアロマが特徴のロシュ・マゼ。お値段もお手頃なのが嬉しいです。
フランスでも人気のブランドを、アーモンドと一緒に気軽に味わってみてはいかがでしょうか?
有塩ローストアーモンド:スパークリングワイン
有塩のローストアーモンドには、辛口のスパークリングワインがおすすめです。
スパークリングワインのほのかな甘みを活かすには、アーモンドの香りが最適です。辛口のスパークリングワインは塩味のおつまみと合いますので、有塩のローストアーモンドを合わせてみてください。
世界中で愛されているヴーヴ・クリコ。新鮮なチェリーのアロマやハチミツ、ビスケットなどのニュアンスと程よい酸味が続くスッキリとした印象のシャンパンです。
皮つき生アーモンド:赤ワイン
皮つきの生アーモンドの皮には適度な渋みがあります。ドライフルーツをプラスすれば、苦味やボディのしっかりした赤ワインにも合わせられます。
ドライフルーツにはレーズンやイチジクなど、コクと甘さがどっしりしたものを選ぶのがおすすめです。
ドライフルーツの甘みと酸味が、アーモンドと赤ワインの相性を良くしてくれます。
生アーモンドの食べ方はこちら
ドライフルーツだけでなく、もちろんチーズと合わせるのもおすすめです。
迷ったときは、チーズとワインを同じ原産地の物にすればOK。アーモンドも、スペインワインを選ぶときには、スペイン産がおすすめですよ。
また、アーモンドやナッツを料理の味付けに使ったり、ドライフルーツと共にパウンドケーキやパンに加えることでワインとの相性がアップします。
スペインワインの最高峰と美味しいチーズの食べ方はこちら
アーモンドとウイスキーの相性
ウイスキーのおつまみとして定番のナッツ。アーモンドとウイスキーの相性も抜群です。
ナッツの香りがするウイスキーを表現する時に、「ナッティ」と表現されますが、アーモンドの香りがするウイスキーは、樽で長期熟成されたコクの深いウイスキーがそれにあたります。
ナッツ香のウイスキーと言えば、スコッチウイスキー。シングルモルトは個性的な様々なバリエーションんの香りが楽しめます。
カラメルのような甘さが口の中に広がるバーボンと、アーモンドの相性もいいですね。個人的には、チョコレートの香りがするバーボンと、アーモンドの組み合わせはオススメです。
アーモンドは無塩ローストか、有塩でも塩分が少ないものが合います。
どの銘柄にどんなナッツが合うのか、比べてみるのも面白いですよ。
繊細な香りと、アーモンドやキャラメル様の甘さ、シトラスの甘酸。ドライなナッツの余韻も楽しめるおすすめの1本です。
バニラ・ナッツ・オークの樽の香りと、かすかなスモーキーの中にバニラとキャラメルの力強い味わい。飲み口はチョコレートを口の中で溶かしているような感覚になります。
私の定番の晩酌です(笑)
アーモンドとビールの相性
ビールがすすむおつまみと言えば、濃い味付けで油っこいもの。
アーモンドなら味付けのフライアーモンドや、スパイスをきかせたものがおすすめです。
ちょっと一工夫して、おつまみにアーモンドを加えてみると、その香ばしさとカリカリ食感でお酒も進みますよ。
また、アーモンドはスッキリしたフルーティなお酒や、柑橘類をふんだんに使ったカクテルにもおすすめ。
アーモンドアイスにベルモットを組み合わせたフローズンカクテルは、至福の味ですよ。
アーモンドがおつまみとして優れている理由は?
アーモンドはその味や香り、食感だけでなく、おつまみとして優れている理由は、その高い栄養価です。
飲酒によって消費されやすい栄養素、ナイアシンや亜鉛がアーモンドには含まれています。
アルコール代謝に必要なナイアシン
お酒を飲んだ時、アルコールを代謝するのに必要な栄養素はナイアシンです。
二日酔いを防ぎたいなら、ナイアシンを含む食品をおつまみにするのがベストです。
ナイアシンは、たらこや刺身、レバーや鶏ささみなど肉類、魚類に多く含まれています。
アーモンドにも100gあたり3.9㎎のナイアシンが含まれています。
食事でお刺身やレバーなどを食べて、その後ゆっくり飲みたい時のおつまみにアーモンドを食べれば、翌日スッキリ目覚められるかもしれませんね。
飲酒で排出される亜鉛
アルコールの代謝に関わる酵素は、亜鉛を材料としており、飲酒によって体内の亜鉛が使用されます。また、アルコールの作用が、尿から亜鉛が排泄されるのを促します。
アーモンド100g中に亜鉛は3.7㎎含まれています。
亜鉛を多く含む食品は、魚介類、肉類、チーズやナッツ類です。おつまみにもしっかり合いそうですね。
抗酸化作用を持つビタミンE
アーモンドにはビタミンEが豊富に含まれています。その含有量は全ての食品の中でもトップクラス。
ビタミンEはその抗酸化作用から、アンチエイジングのビタミンとも呼ばれているのですが、飲酒によって肝臓にかかる負担のために、ビタミンEが消費されてしまいます。
炎症により肝機能の働きが落ちることで、エネルギー代謝ができずに肝脂肪へと進んでいきます。
そのためには、日ごろからビタミンEを多く含むアーモンドを摂ることが重要。お酒を飲むときのおつまみとしてアーモンドが優れているのは、このビタミンEの含有量からも明らかなんです。
食物繊維が空腹を防ぐ
お酒を飲んだ後、どうしてもシメのラーメンが食べたくなる!
そうなんです。アルコールを摂った後は、炭水化物が欲しくなります。これは、アルコールを摂取するとブドウ糖を消費し、血糖値が下がってしまうから。
下がった血糖値を上げようとしてお腹が減るんですね。
アーモンドには食物繊維が豊富に含まれています。そのため腹持ちも良く、噛むことによって満腹感も増します。
また、お酒を飲む前にアーモンドを食べることで、空腹時での飲酒を避けることができます。
アーモンドの優れた栄養素についてはこちらで。
もちろん、食べすぎは太る元。過度な飲酒も体に負担がかかってしまいます。
美味しいお酒には、美味しいおつまみ。色々な相性を楽しんでくださいね。