ブールドネージュ、お菓子好きなら一度は聞いたことがあるかもしれません。私は自分で買ったことはなかったものの、食べた記憶だけはありました。
改めて探してみると結構な人気アイテムなのかわりと簡単に見つかります。無印良品では大量に並んでいますし、成城石井ではポルボローネという名称でバリエーションも豊富です。
もちろん街のパティスリーなんかでもたまに扱ってますね。スノーボールクッキーなんて呼ばれることもあります。
さてこのお菓子、いざ作ってみるとあっけないほど簡単に作れます。
で買うだけではつまらない私は1ヶ月ほどかけて何度か試作してみました。
まだ完成とまではいきませんが現状でもっともお気に入りレシピを書きたいと思います。
ブールドネージュの作り方
ブールドネージュの材料(1個あたり10g前後で25〜30個)
- 発酵バター(好みなので無塩バターでも)90g
- グラニュー糖 30g
- 塩少々(好みですが粗めの方がインパクトあり)
- アーモンドプードル&ヘーゼルナッツプードル合わせて40g(バランスは好みで)
- 米粉 110g
*仕上げに纏わせる粉糖が必要になります。
作り方
工程は実にシンプル。
常温のバターをポマード状にし、グラニュー糖を混ぜ合わせた後にアーモンドプードルなどを投入。
米粉が混ぜ合わされば生地は完成です。
塩もその段階で混ぜてもいいですが、私の好みは小分けにしてから塩は最後に。
甘さの奥に塩の存在感が感じられるからという理由ですが、あえて粗めの塩を使うのはそのためでもあります。
家にイギリスの塩マルドンがありました。
高価だったのでビビって使いそびれていた塩ですが、やっと出番がやってきました(笑)もちろんゲランドでもいいですし、国産のでも。
話が逸れましたができた生地を10gづつに分け、それを丸めて団子にします。成形ができれば冷凍庫で保管、冷えれば硬くなるので冷蔵庫でも大丈夫です。
オーブンは人それぞれなようですが私は余熱190℃、スタートは180℃で5分、その後160℃ぐらいで20分ほど焼きます。
焼成は大きさ次第なので見ながら変えればいいと思います。
焼き色はつける必要があまりないので低めのじっくりでいいんじゃないかと思っています。
焼き上がったら粗熱が取れるまで待って粉糖をまぶします。
ブールドネージュ レシピのポイント
このレシピのポイントは、材料の選択でしょうか。
試作して好みに合ったのが米粉でしたが元々は強力粉でやっていました。
グルテンの強弱で食感も変わるのでローストしてから使ってみるとかもやりましたが、人によってはその方がいいという声もありそうです。
アーモンドが基本ですが私は味に複雑味を出したいのでヘーゼルナッツも足しています。
歴史を紐解くとスペイン発祥のお菓子、ポルボローネはバターではなくラードを使用したのだとか、要は自分の嗜好に合わせて変えていけばいいと思いました。
シンプルな材料、工程でできるお菓子ですのでカスタマイズする楽しさがあります。
ライター:ハヤオキ
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