夜食にアーモンドはOK?寝る前に間食するなら守りたい3つのこと

アーモンドと暖かい飲み物 アーモンドでダイエット
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アーモンドはおやつに最適な食品ですが、夜食にしても大丈夫なのでしょうか?

寝る前に食べると翌日胃がもたれたりしない?太ったりする?

アーモンドを夜食にするならどんな食べ方がいいか、いつ食べればいいか、そもそも夜食べるのは太るのか?という疑問も一緒にご紹介します。

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アーモンドは夜食に最適なの?

アーモンドは夜食に最適な食品なのか?と言えば、「食べ方に気を付ければ悪くはない」という感じです。

ワーモンド
ワーモンド

なんか中途半端な感じだね。

その理由は、アーモンドは夜食として食べるのに優れた面と、そうでない面があるからなんです。

夜食として優れている食品のイメージは、夜食べても太らない。食べても睡眠の邪魔をしないものではないでしょうか?

そのイメージを作り出しているのが、「夜ガッツリ食べると太る」という世間一般の常識ですよね。

でも私自身、夜食を取ることを習慣にしているのですが、実際に太った!という経験があまりないんです。なので、夜ガッツリ食べたら太る、夜遅くに食べたら太るということに疑問を持っていたわけなんです。

そこで、夜食は太ると言われている理由から調べてみました。

残業や夜勤でどうしても夜遅くに食事を取らないといけない、お腹が減っていては勉強がはかどらない!ダイエットで挫折しそう・・・なら、これを読むと少し心に余裕ができると思いますよ(笑)

夜食はダメ!と言われている理由は?

屋台でガッツリ食べる女性

世間一般的にいわれているのが、

  1. 夜食は太る
  2. 寝る前に何か食べると睡眠の質が悪くなる

この2つが夜食はダメ!と言われている理由ですよね。でも、それって本当なのでしょうか?

夜食は太る!とされている理由は嘘?

  • 夜は消費されるカロリーが少ないから太る
  • 夜間は脂肪を蓄積させるタンパク質(BMAL1)が増加するから太る

というものですが、カロリーだけを考えて言うなら、それは間違いです。

夜は昼間よりも運動量は減りますが、消費されるカロリーが減るというのはごくわずか。

カロリーは1日のトータルで計算します。ざっくり言えば、夜多くカロリーを取る場合は、昼間のカロリーを減らしてトータルで1日の摂取カロリーを消費カロリーより少なくすればいいのです。

 

BMAL1(ビーマルワン)は「時計遺伝子」の一つで、脂肪細胞に脂肪をため込む働きがあるとされています。

BMAL1が増加するのが、22時から翌2時まで。その時間帯に食事をすると太ると言われています。

しかし、BMAL1の分泌量の違いで脂肪の増加量が異なるという研究結果は出ていません。

さらに言えば、22時から翌2時までの食事が太るというのは、消化吸収の時間を考慮していないのではないでしょうか?

食事をする時間帯によって太るというのは、食べ物を口に入れた瞬間に脂肪に変わるというイメージですよね(笑)

 

イスラム教の人々が行っているラマダンをご存じでしょうか?

ラマダン中は日が昇っている間は食事を口にすることができないので、日が落ちてからガッツリ食事を取ります。

食事は3食食べないと太る、夜多く食べると太ると言われていますが、ラマダン中に太るという研究結果は出ていません。むしろ、夜にガッツリ食べていたラマダン中の若者の体脂肪が減ったという結果が出ているくらいなんです。

ダイエットに関する情報は、ネットなどメディアだけでなく沢山溢れています。しっかりと吟味して嘘に惑わされないようにしたいものですね。

夜食は寝る2時間前までに

寝る女性

夜食を取るときに気を付けたいのが、寝る2時間前までに済ませてしまおうと言うことです。

その理由は、寝る直前に食事をしてしまうと、よく眠れなくなる可能性があるからです。また、胃酸逆流を引き起こして、胸やけなど消化不良になることも。

睡眠の質が悪いと太りやすくなると言われています。

夜食は寝る2時間前、カフェインは寝る4時間前までにしておきたいですね。

アーモンドを夜食として食べるとどうなる?

手のひらに乗せたアーモンド

では、アーモンドを夜食にするには、どんな食べ方がいいのかをご紹介します。

食べ方によっては、夜食として最適な食品になりますので、うまく取り入れてみてください。

アーモンドが夜食として優れている理由

アーモンドは100gあたり、201㎎のトリプトファンが含まれています。

トリプトファンは必須アミノ酸の一つで、神経の信号を伝える「セロトニン」になり、夜になれば睡眠に向かわせる「メラトニン」に代謝されます。

アーモンドに含まれるこのトリプトファンとマグネシウムが、良質の睡眠をつくるセロトニンの分泌を助けてくれるんです。

しかし、夜食べたからと言ってすぐに消化されるわけではありませんので、質の高い睡眠を求めているのであれば、毎日の生活に少しずつアーモンドを取り入れることをお勧めしますよ。

 

トリプトファンを多く含む食品
肉類・納豆・プロセスチーズ・ヒマワリの種・たらこ・すじこ

 

アーモンド1粒あたりのカロリーは約6kcal(最近の研究では約4kcal)です。

カロリー的にはさほど高くない、食物繊維が豊富なので腹持ちもよく、たくさん噛むことで満腹感を得ることもできます。

アーモンドを夜食にするとしたら、軽く片手のひらに乗せたくらいの量で充分です。

アーモンドを夜食にする時に気を付けたいこと

先ほどもご紹介したように、アーモンドには食物繊維が豊富に含まれています。

これは裏を返せば消化に時間がかかるということですよね?

そのため、アーモンドを夜食にするときには、しっかりと噛むことが大切なんです。

実際に夜にアーモンドを食べると、翌朝の食欲ががっくり落ちます。ですので、胃腸の弱い方は注意が必要ですね。ごく少量から試してみることをおすすめします。

また、味付けしてあるものだと食欲が増し、必要以上に食べてしまう可能性もあるので要注意。

アーモンドを夜食にするなら、素焼きがベストです。

  1. 夜食は寝る2時前に済ませる
  2. アーモンドを食べるときは少量をよく噛んで
  3. 味付けしていない素焼きタイプを選ぶ

この3つを守って、アーモンドを夜食として最適な食品にしてくださいね。

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